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vol.132
三菱自、新たに北海道電力と『i MiEV』の実証走行試験を開始
2008年04月22日 13:33|Dorecaスタッフ日記
北海道のクルマ探しはドレカです。
三菱自動車は、電力会社と共同研究中の電気自動車『i MiEV*(アイ ミーブ)』に関して、実証走行試験(フリートモニター)実施のため、電池やモーターなど電気自動車(EV)の主要コンポーネントを改良し、航続距離を拡大させた『i MiEV』実証走行試験車(1台)を、本日、4月22日(火)に新たに北海道電力株式会社へ引き渡しました。
* MiEV:Mitsubishi innovative Electric Vehicle
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| 北海道電力向け 『i MiEV』 (実証走行試験車) |
三菱自動車は、地球温暖化・石油エネルギー代替への対応として、軽自動車『i(アイ)』をベースに、高性能リチウムイオン電池と小型・軽量モーターを搭載した新世代電気自動車『i MiEV』を開発中であり、2006年10月に、複数の電力会社と共同研究を実施することを発表していました。
今回、新たに北海道電力と実施する実証走行試験では、三菱自動車は車両の供給や実証走行データの分析、北海道電力は実証走行の実施・データの収集や実用性の評価を担当し、積雪寒冷地における『i MiEV』の総合的な性能や市場での受容性を確認します。すでに、本年3月から先行的な試験(事前の確認作業等)を始めていますが、本日、専用の車両を引き渡すことで、実証走行試験を本格的に進めていくことになります(実施期間は2009年3月までを予定)。
なお、電力会社との共同研究については、これまで先行試験を実施してきた東京電力、九州電力、中国電力に加えて、第2段階の実証走行試験より、新たに今回の北海道電力や、関西電力、沖縄電力と実施。これによって、日本列島の北から南まで様々な使用条件・気候条件での実証走行試験から得られるデータを基に、『i MiEV』の早期実用化に向けて開発が着実にすすめられていきます。
『i MiEV』 実証走行試験車について
『i MiEV』実証走行試験車は、従来の『i MiEV』(先行試験車)から主に以下の点を変更し、性能を向上させています。
走行システムの駆動効率向上(モーターの効率向上、減速時のエネルギー回生の強化、タイヤの転がり抵抗低減など)により、航続距離を160kmに拡大。また、安全性や信頼性、量産性の向上を図った、電気自動車用に新開発した大型リチウムイオン電池を搭載しています。モーターとインバーターは、静粛性を向上させるとともに、構造の合理化により軽量化・小型化を達成(モーター:10%軽量化、インバーター:30%小型化)。
走行性能面では、通常走行時のDレンジに加えて、電力消費を抑えた走行が可能なEco(Economy)レンジ、急な下り坂で強力な回生ブレーキがかけられるB(Brake)レンジを新たに設定(シフトレバー操作により選択が可能)。
三菱自動車独自の植物由来樹脂技術「グリーンプラスチック」の一つである「竹繊維PBS(ポリブチレンサクシネート)内装部品」を、テールゲート部の内装の一部に採用しています。
平年よりも早い桜の開花が示すように、北海道も例外なく、温暖化傾向にあるといってもいい環境です。『i MiEV』は、北海道の厳しい冬の季節を経験して、大切な実証実験データをフィードバックし、実用化への道を切り開くことでしょう。