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vol.108
日産、バイオ燃料普及を目指す「とかちE10実証プロジェクト」に参加
2008年02月12日 02:35|Dorecaスタッフ日記
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日産自動車は、今月6日、08年4月より北海道十勝地域で実施される、ガソリンにバイオエタノールを10%混合したE10燃料の普及を目指す国内初の実証実験「とかちE10実証プロジェクト」に参加すると発表しました。
日産は、本プロジェクトへの参加にあたり、同社のムラーノで車両の安全性能と環境性能について、国土交通省が定めた技術指針に適合し、6日、日本で初めてE10対応車として大臣認定を取得。同社は、このムラーノを試験車両として提供、同プロジェクトの排気性能試験などをサポートすると共に、実際の使用状態での車両データを取得し、E10燃料に対応する車両開発を進める際の課題確認を行うといいます。
植物から生産されるバイオエタノールは、CO2排出量を増やさない再生可能なエネルギーとして注目されていて、また化石燃料の節約にもつながることなどから自動車用燃料として期待されているものです。さらに、このプロジェクトで使用するバイオエタノールは、規格外の小麦やてんさいを原料とするため、食糧供給へのインパクトが小さく、北海道でのガソリン需要量の1%(15,000キロリットル/年)を代替できる可能性を持っています。
日産は、従来からバイオ燃料対応車両を積極的に開発し、既に北米ではE85に対応したタイタン、アルマーダを販売中。
植物を原料とするバイオエタノールを燃焼させた際に排出されるCO2は、その原料となる植物が、成長時に光合成によってCO2を吸収しているため、全体としてはCO2排出量を増やしていないという、カーボンニュートラルの考え方によるもの。
深くしなやかに、北海道そして日本は考えるときだと思います。
果たして、そのカーボンニュートラルの構想どおりに、コトは運ばれていくのでしょうか。食料を燃料資源として生産することで、関連市場の高下に一喜一憂する投資家もいれば、食糧難に喘ぐ国があるのも事実。
化石燃料に依存する体質から脱却しようという、その高尚な技術と構想は、水産資源を「養殖・放流」で何とかしようとしている、われらが北海道の姿にダブるのも事実です。
複眼的に物事を考えていかなければ、「解」が見つからない世相になっているのも、事実でしょう。そう思いました。