「北の京 芦別」北海道大観音像胎内めぐりは続きます。
安置されている仏像は各階ごとにご利益が異なり、それぞれお守りや絵馬が売られている、いや違った、拝受できるようになっているのだが、学問を司る文殊菩薩の階には
「入試または就職の合格祈願をいたします。この札に願い事を書いて500円とともにお入れください」
とあり、賽銭箱と白い札が置かれている。この札と500円をスタッフが回収し、封筒に入れて絵馬のようにぶら下げるシステムになっているらしいのだが、こんなのがあった。
想像するに、封筒は入試用しか作っておらず、昨今の就職難に応えるべく再利用しているものと思われる。こういうのエコっていうのかな。
あれっ、仕事関係は普賢菩薩じゃなかったっけ? しかも字を間違えて書き直してる……ご利益の方は大丈夫ですかね。
こんな仏像もあった。
ガン予防祈願。ものすごいピンポイントなお願いぶり。
今でこそ先進治療の発達により治る病気となりつつあるが、私が子どもだった頃は、ガンといえば痛くて怖くて死に至る病であった。こんなところにも昭和の華やかなりしころを今に伝える「北の京 芦別」の片鱗をかいま見る。
さらに階段を下っていくと、ついにこんなコーナーまで。
観音様の胎内に七福神。こういうの神仏習合っていうのかな。
ここまでくるともはや何がどうでもよくなってくる。
ぐるぐるとらせん階段を下りて、無事にエントランスへ帰着。受付横のおみやげコーナーを覗いてみました。
こんなの、じいちゃんの家のタンスの上に飾られていたような気がする。
五重塔湯のみに金のわらじキーホルダー。昭和の香りがプンプンします。
フリーマーケットコーナー。えーっと、ここどこでしたっけ?
すごいモノをいろいろ見てしまった記念に、おみくじを引きました。引く、といってもお金を入れるとペッ! とおみくじが否応なしに吐き出される方式です。
大吉でした。が、腹黒い私は、もしかして「北の京 芦別」ならではのサービス精神のあまり全部大吉を入れているのではないかと思いましたが、ほかの参加者は小吉や末吉だったので、どうやら正真正銘のくじ運だったようです。疑ってごめんなさいね。
北海道大観音胎内めぐりだけでこのコッテリ濃厚な脂っこさ。しかし「北の京 芦別」の底力はまだまだこんなものじゃありませんよ。「ホテル五重塔」「ホテル三十三間堂」その他すごい施設とサービスが待っていたのです。
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