さて、20年以上まじめに走ったことのない私に、知人ランナーがランニングのポイントを伝授してくれた。加えて図書館でランニングに関するハウツー誌なども借りてきた。それらをまとめるとこんな具合。
・ 呼吸は「吸う」ことを意識しない
吸うほうを意識するとあっというまに息が上がってしまう。「ハッハッ」のリズムで吐くほうを意識すると、吸うリズムが自然に整ってくる。
・ 骨盤をうまく使う
膝から下だけを振り出すように走るとバテやすい。骨盤を左右斜め前にひねり出すように脚を出すとラクに長時間走れる。
・ なるべく骨盤の真下に着地する
カラダより前に脚を踏み出して走るとエネルギーロスが大きい。骨盤の真下に着地するイメージで走ると、着地したときの地面を押す力を利用して前に進めるので長時間走れる。
・ 肩甲骨を寄せるようにして胸をひらく
猫背になると肺が小さくなって呼吸が苦しくなる。
なるほどねぇ、学校では教えてもらえなかったことばかり。でもなあ、見るからにランニング初心者のデ○が走るのはなんだかちょっと気が引けるなあ。そう言うと知人ランナーはこう言った。
「大丈夫。だれも見てないから」
いやでもさ、オジサンとか老人はいいけど、たまに若い人がいると見られてるんじゃないかと思って気になって。
「あのね、スポーツクラブにいる男はね、いかにもスポーツやってる感じでしかもセクシー、って女性には目がいくけど、その他大勢は目に入ってないから。安心して走っていいから」
あーそうですか。よくわかりました。その他大勢、言い訳しないで走ります。
というわけで最初はウォーキング10分+ランニング15分からスタートしたみたところ、おお! ほんとに苦しくない! 小学校のまわりを1周するだけで心臓が破裂しそうになっていたのが嘘みたい。それから回を追うごとにだんだんラクに走れるペースがつかめてきたので、走る時間も少しずつ延長。今ではどうにか30分走れるようになったのだった。まさしく自分をほめてやりたい! 感動した!
そしてあたりを見回してみれば、さまざまな人々がそれぞれのペースでカラダを動かすことを楽しんでいる。1時間近くひたすらウォーキングし続けるおとうさん、その隣ではかなりのハイペースで走る市民ランナーとおぼしき青年、振り返ればおじいちゃんがトレーナーと世間話をしながらのんびりエアロバイクを漕いでいる。そして私の隣で歩きはじめた白髪のおばあちゃんを見れば、ショッキングピンクのスパッツにやはりピンクのヘアターバンでキメている。ま、負けました……そうなんだ、カラダを動かす楽しみは年齢を超えるんだ。こんなふうに老若男女が楽しそうに汗を流している空間があったなんて、今までぜんぜん知らなかったんだなあ、私。
そんなわけで「中央健康づくりセンター」に通いはじめて3週間。おかげさまで体重もジーパンの履き心地も元に戻りました。しかし運動は長く続けることが大事。もう少ししたら外を走れる季節もやってくるし、気長に続けようと思います。日頃クルマ移動やデスクワークでメタボが気になるみなさまも、ぜひご一緒に! もしもドタバタ走っている私を見かけても、どうぞ生暖かく見守ってください。
● 中央健康づくりセンター
札幌市中央区南3条西11丁目
011-562-8700
火~土 9:30~20:30/日・祝 9:30~18:00
月曜日休館
利用料金(1回):一般利用390円/減額利用200円(所定の健康診査が必要)
駐車場もあります。
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