さて、接触事故で裁判を起こされてしまった家族のその後。
被告の妻である友人は同乗者ゆえ証人になれず、保険屋さんとともに傍聴席で裁判の行方を見守る。なにやら堅苦しい単語がたくさん出てくるけれど、裁判そのものは原告・被告それぞれ裁判官および司法委員の質問に答えつつ、互いの意見を述べ合い、証拠をつきあわせつつ善処をはかる"学級会"的なものである、らしい。的を射た回答ができず話がそれては裁判官に止められる原告に対し、理路整然と冷静に主張する被告。その後、司法委員が間に入り、個別に和解交渉が行われた。そこで裁判所側から「自動車の損傷具合、事故の状況からYさん(友人夫)の主張がたぶん正しいだろう」とのことで過失責任の割合「被告4:原告6」という見解が示されたという。それでも原告のオジサンが頑に5:5にこだわったためずいぶん長い時間がかかったものの、最終的には4:6で和解が成立したそうな。後日夫のもとに和解調書が郵送され、オジサン側から差額が支払われてようやく一件落着。ここに至るまで足かけ3ヵ月。いや~長かったね。裁判当時妊娠6カ月だった友人は先週無事に男の子を出産。母のおなかの中で裁判を傍聴していたであろうベビちゃんは、つまらぬ大人の諍いなどどこ吹く風でおっぱいをングング飲んですやすや眠るのでありました。
というわけで裁判騒動は一応決着したわけですが、裁判終了後に友人から届いた報告メールにこんなくだりがありました。
「今回のトラブルを機に、わが家でもドライブレコーダーの導入を真剣に検討しております」
ん? ドライブレコーダーって何?
この素朴な疑問からさらに思いもよらない展開になっていき、話はまたまた次回へ続くのであった。いやー、人生もコラムもどう転がるかわかんないもんですね。
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