琉球王府御用達のやちむん(焼物)として300年あまりの歴史を持つ「壷屋焼」の窯元や直売所が建ち並ぶ"やちむん通り"。
南国特有のオープンな店先に焼物がずらりと並び、手に取って眺めたりしながらぶらぶら歩いていると、慌ただしい日常が遠い夢のよう。
これ、何だかわかります?
じつは骨壺。祖先を敬い、お墓をとっても大切な場所と考える沖縄では、骨壺もこんなに立派です。ン十万なんて値札がついたものもありました。
太陽は出ているのに急に雨が降ってきたので、雨やどりがてらギャラリー&カフェ「南(ふぇーぬ)窯」へ。
壷屋焼の器で供されるアイスコーヒーを飲みながら、店内に展示されているやちむんを眺めてぼーっとする。店内の作品はすべて購入可能です。
店の裏手には沖縄県の文化財に指定された300年前の登り窯「南窯」が現存しており、トイレ(外です)に行くついでに見ることができます。
●南窯
那覇市壺屋1-9-29
098-861-6404
TEL: 10:00~19:00
定休日: 無休
ほどなく雨もあがり、店を出ると空には虹。
こういう局地的なにわか雨を、沖縄では「片降り(かたぶり)」というそうな。南国の夏にはよくあることで、地元の人は平気でずぶぬれのまま歩いています。ま、暑いからすぐ乾きますしね。
雨上がりの昼下がり、店先で猫ものんびり。
1本裏通りに入ると、ここにも猫。
なぜか那覇では猫をよく見かけます。
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よく友人どうしで沖縄移住の妄想に耽っていると「寒くないからテントでもよさそうだしー、食べものだって魚や貝を獲ってればなんとかなりそうだしー、私たちでも暮らせるねッ!!」などと能天気なオチにたどりつくのですが、猫にしたって気候はいいし市場のお余りなんかももらえそうだし、たくましく生きていけるのかもしれません。
ともあれ、沖縄だろうと札幌だろうと、たくましく生きるためにはまず食わねば。というわけで、普段使いにマカイ(飯碗)を買いました。ぽってりとした厚みが素朴な、色鮮やかに描かれた魚が南国らしいお茶碗で食べるごはんは、太陽みたいなパワーをくれそうな気がします。
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