35*ぶらり沖縄~やんばる篇~

2007年09月11日 16:54|クルマであるく

 遅い夏休みをいただいて沖縄へ行っておりました。沖縄に恋して何度も足を運んでいる私。恋というのは最初のうちこそ世界はバラ色、相手が王子様のように見えるものですが、歳月を経るにつれたるんだおなかや休日ファッションのイマイチぶりに気づいたりして、でもそれも含めていっしょにいると気楽よね、となれば長い付き合いになっていくもの。沖縄への恋情も然りで、ハイビスカスが咲くビーチで三線を聴きながらのんびりと......みたいなザ・沖縄パラダイスの旅など今さらするわけがない。観光ブックにはあまり載っていないかもしれないふつうの沖縄、あたりまえの南国的日常をほんのすこしご紹介します。

 まずは「やんばる」と呼ばれる沖縄本島北部へ。沖縄自動車道・那覇ICからレンタカーを走らせ、終点の許田(きょだ)ICまで。
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端から端まで走ってたったの1,000円。距離もそれほど長くはないものの、北海道に比べると高速料金のお手頃感はかない高い。そのため沖縄県民は気軽に利用するので、高速道路といっても頻々とクルマが行き交っている。
 許田でぜひ寄りたいのが「道の駅 許田」。ここは宝くじの高額当選の隠れた穴場だそうで、今回訪れた際にも「サマージャンボ前後賞合わせて3億円が出ました!」横断幕がデカデカと掲げられていた。沖縄みやげに宝くじ、なんてのもおもしろいかも。
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 ここでのお目当ては「やんばる物産センター」。季節の野菜やフルーツ、鮮魚、生花など、海の幸山の幸豊かなやんばるの特産品が買える。私が大好きなマンゴーはすでにシーズンオフ。店頭にはパイナップルやドラゴンフルーツ、青切りみかんが並んでいた。
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 鮮魚コーナーにはこんなものも。私はまだ食べたことがありません。
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 ひと休みついでに「おっぱのじぇらーと」を食べる。おっぱ=乙羽(地名)なのだが、4つのオッパイを誇示する牛のシンボルマークはやっぱり狙ってんでしょうが、とツっこまずにはいられないのだ。
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 ほかにも黒糖ぜんざいや天ぷら(かまぼこ)などもあり。ちょこちょこ立ち食いで小腹を満たしてドライブ再開。

 本島北部へ向かう人のほとんどが「沖縄美ら海水族館」をめざすのだが、すでに何度も行っているので今回はパスして瀬底島へ。
 瀬底(せそこ)島は周囲8kmの小さな島。本部(もとぶ)港の西から瀬底大橋で結ばれていて、本島からあっという間に到着。
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 島の超人気スポットは瀬底ビーチ。白い砂浜、エメラルドグリーンの海、沖の向こうには水納(みんな)島、伊江(いえ)島が浮かび、♪いま~私は~コバルトの風~(古いな)ってなフィーリングアメリカン気分にさせてくれるロケーションなのだ。しかしそれゆえに観光客が殺到、駐車場は1,500円という高額設定。サトウキビ畑のまわりには無断駐車の「わ」ナンバーがぞろぞろ並ぶという美しくない光景が広がる。ま、当方泳ぎに来たわけではないのでハッキリ言って1,500円を出す気はなく、あっさり島を一周して瀬底大橋へ戻る。こちら側は橋のせいで景観に難ありのためか駐車場は無料。猫の額ほどのビーチでは若い観光客が波しぶきをあげてアハハ、ウフフと青春しておった。
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 なぜ「観光客」と断言するかというと、ウチナンチュ(沖縄の地元民)は「暑いから」という理由で海水浴をしないから。そして、たまに海に入るときは必ず水着の上にTシャツを着ているから。沖縄の紫外線は日焼け止めなんぞ無意味なほどすさまじいので、ビキニだけで遊んでいたら間違いなくヤケドする。街中でも同様、キャミソールやチューブトップなどで肌を出して歩いているとすぐに「内地の人ね」と見破られますよ。
 そういう私もバリバリの道産子なのですが、「北海道から来ました」と言ってるのに「で、こっちに住んで何年なの?」「もともと沖縄生まれの人ね?」と言われること一度や二度ならず。えーえ、顔のつくりが大ざっぱな上すぐ日に焼けるタチなもので。北海道にいても「わざわざ沖縄からいらしたのね」と言われたこともある。毎度言われるのでもう慣れました。こういう顔を「ウチナージラー(沖縄顔)」というのです。あー、やっぱり前世は南国生まれかなあ。

佐々木美和

佐々木美和

札幌在住のコピーライター。運転免許はもちろんゴールド(ただしタイヤ交換すらできません)。近ごろクルマとは週末のお買い物や旅先のレンタカー、助手席もしくは後部座席でライトなおつきあい。ですが、クルマのお出かけは大好きです。

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