この記事がアップされるころにはちょっと古い話題になってしまいますが、去る4月、「上海国際汽車工業展覧会2007」(上海モーターショー)が開催されました。中国語で自動車のことを「汽車」っていうんですね。中国といえば、昨年の自動車販売数でついに日本を抜いて世界第2位に躍り出た巨大マーケット。開催前からずいぶん注目を集めていたようですが、私は別の意味で注目しておりました。
決して偏見を持っているわけではないけれど、中国はコピー商品業界(そんな業界があるのか?)においても巨大マーケット。知人の弟などは中国旅行で3コ1,000円の“ロレックス”を買ってきたほどです(安っ!)。それどころか最近はディズニーランドそっくりの国営アミューズメント・パークが国際問題になりかねない騒動に発展しているほどですもんね。もっともこちらは「キャラクターはディズニーではなくグリム童話をヒントに作った」とおっしゃっているようですが、それにしてはどう見てもドラ○もんや○ティちゃんといった日本アニメで見たような気がするキャラクターも闊歩しているようですが。
閑話休題。
こうした中国のコピー商品業界が自動車の分野にも台頭しているのは有名なお話。今回の上海モーターショーでも予想に違わず“そっくりさん”が続々登場したそうです。著作権上写真を掲載できないのが残念ですが、ダイムラークライスラーの「スマート」と見まごう紅星自動車の「小貴族」、マツダ社員も驚愕した「アクセラ」激似の海馬汽車製「海馬3」、さらに前から見ればトヨタのカローラ、後ろ姿はホンダのフィット・アリアというBYD自動車の「F3」などなど。あああ、実物を見てみたい! そして設計担当者にインタビューしてみたい!! 「トヨタやホンダではなくディズニー映画『カーズ』をヒントに作った」なんて答えてくれたら最高だなぁ。それにしても自動車はデザインと性能は不可分ゆえにコピーが難しいと聞いたことがあるけれど、1つの車種はおろか2つの車種のミクスチャーなんて器用な真似がなぜできる? ううむ、これもまた中国4000年の神秘か。
もっとも今回は以前に比べると露骨な“そっくりさん”は確実に減少傾向にあるそうで、中国汽車業界もやみくもなコピー文化から徐々に脱却しつつあるようです。北京オリンピックに向けて今後の動向を見守りましょう。
ちなみに今回は、ハイブリッドカーや燃料電池車、水素エンジン車といったエコカーが多く見られたのも特徴的だったとか。デザインはさておき、こうした技術はばんばんコピーしていただきたいものです。
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