さて、ここで沖縄の道路事情について少々。
よく「北海道は運転マナーが悪い」と言われますが、いやいや、沖縄もなかなかのもの。入り組んだ中小路でスピードを落とさず突っ込んで来たり、ウインカーを出さずにいきなり曲がったり。嘉手納基地のすぐ脇を走る国道58号線は片側5車線もあるのだが、車線変更したくてもなかなか入れてもらえれず、泣きそうになったこともあります。そういえば以前、高速道路の右車線をどう見ても40km/h以下で悠々と走っていたオジイもいたっけ。
高速道路に関していえば、沖縄ではクルマが重要な交通手段であるためか、料金は北海道よりも安いです。那覇ICから名護市の許田ICまで1時間ほど走っても1,000円(普通車)で行けちゃう。札幌からこの料金だと岩見沢あたりまでじゃないかな? 同じ日本でどうしてこんなに差があるのでしょうか。
そんなこんなで高速道路を降りてからさらに30分ほど走り、ロケ地兼宿泊先の恩納村(おんなそん)「沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ」に到着。
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(写真:ホテル窓から+かりゆし)
吹き抜けのロビーはオリエンタル・ゴージャスなしつらえ。バルコニー付きの部屋はオーシャンビュー。絵に描いたような南国ホテルリゾートに、貧乏旅行が身にしみついている私はドキドキしてしまうのであった。
早々に撮影準備に入り、日が沈む前にその日の撮影は終了。部屋で少し原稿を書き、ホテルのバーベキューバイキングで夕食を済ませ、スタッフ数人で部屋飲み後、0:30に就寝。
翌日、5:00に起床すると外はまだ真っ暗。沖縄の夜明けは全国一遅いのだ。バルコニーに出ると、さ、寒い! 暗い海から吹いてくる風は、なんだか北海道と変わらない冷たさじゃないか。4月に入ってすでに海開きしているから、とたかをくくってTシャツしか持って来ていなかったのに、予測大ハズレであります。カーディガンにGジャン、ストールと、ありったけの防寒具を身につけてロケバスに乗り込み、プライベートビーチへ。夜明けとともに撮影がスタートしたものの、この日はいっこうに気温が上がらず、風は冷たく、青空は出ず。結局最終日までこの調子でまったく天気に恵まれず、後日デザイナーはCGで空と海を青く加工したそうな。なんのためにわざわざ沖縄まで行ったんだか。シーズンを3ヵ月ほど先取りしなければならないファッション業界のお仕事は、こうしたリスクがつきもの。今回の撮影による情報誌は、まもなく札幌市内の某ファッションビルに並びます。デザイナー苦心の青い空と海、鳥肌を立てながら微笑むモデルの美しさを、機会がありましたらぜひご覧あれ。
(写真:ビーチ)
小樽です、と言ったら信じてしまうかも、ってなどんよりとした海。それでもビキニにサロペットという半裸状態で闊歩するモデル、さすが。
(写真:テニスコート)
名護市の市営テニスコートへ移動。相変わらず曇りで寒い。
(写真:名護球場)
名護球場。北海道日本ハムファイターズのキャンプ地だそうで、入口付近には昨シーズンの優勝を記念したモニュメントが屹立していた。撮影の傍ら、初めて野球場のベンチに入りちょっと興奮。
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